理学療法士になるには国家資格試験に合格しなくてはいけません。
そのためにはまず、専門学校、短大、大学といった進学が必要不可欠になってきます。
近年では理学療法士に限らず、医療関係の道を目指す人の多くが大学進学を希望しますので、まずは大学に合格するという目標が待っています。
大学生のイメージはサークル活動や、友人との遊びなどが頭に浮かびますが、医療関係の授業は遊びながら出来るような、簡単ではないものが多いようです。
理学療法士もその簡単ではないものの一つで、1回生で単位を落としてしまうと2回生ではとることが出来ないものがありますので、誰もが単位を落とさないようにするのに必死です。
このように、ゆっくりとしていて単位を落としても挽回できる学部に比べると、とてもシビアで大変な学部ですが、無駄に時間を使うことがなく短期決戦なのが良いところでもあります。
単位も無事にとることが出来、大学卒業の見込みが出来て、ようやく国家資格試験に臨むことが出来るようになるのですが、国家資格試験の前にすでに就職試験は終わっているはずです。多くの受験生が、就職が内定している状態の人がほとんどのようです。
ですから国家資格試験に落ちると、大学は卒業しなくてはいけませんし、内定も取り下げになりますから、失敗は大きな回り道になるかもしれません。
学校という勉強するのに最適な環境にいながら、国家資格試験に落ち、一人で再度国家資格試験に臨むのはかなり難しいと考えておきましょう。よほど強い意思がないと難しいと思います。
現役合格は大変そうに思いますが、実は現役合格の方が楽に進むことが出来ますので、しっかり学び、復習をして、資格試験に臨むよう準備をしておくことが大切です。